物部竹談

自分用のリンク集。雑談。アフィとか凄い憧れる。基本的に適当に話しているので本気にしないで。

進言と却下と採用と

就職活動の時に面接の際、

「上司に提案をしたが、別の人の案を採用された場合、どうしますか?」

ということを聞かれたことがありますが、正解はなんだったんでしょうね。

 

さて、みんな大好き三国志の一場面に提案と採用でとてもよい事例があります。

場面は、袁招が曹操に食料庫を襲われた時の話です。

 

烏巣にいる淳于瓊が襲われたことを知った袁紹軍内では、郭図が「この間に曹操の本陣を攻撃すれば、敵軍は必ず引き返すでしょう。そうすれば、援軍を出さなくても解決できます」と言い、張郃は「敵陣は堅固なので勝てません。それよりも早く淳于瓊を救援するべきです」と言った。袁紹はこれに対して両方の作戦を採用し、軽装の騎兵隊を派遣して淳于瓊を救援させ、張郃高覧に重歩兵を率いさせて曹操軍の本陣を攻撃させた。 wiki抜粋

 

さて、この時、袁招は両方の策を採用したわけですがちょいとばかし問題があります。

どこだかわかります?

 

正解は張郃に砦攻めをさせているところです。

張郃は食料庫を救援に行くことを提案しているのに、城攻めをさせられています。

この場合、城攻めが成功すれば自分の案ではない作戦が成功したことになります。

まぁ、重装兵や城攻め装備の兵を率いさせていたのであれば張郃がその兵で救援に行くことはできないので微妙といえば微妙なのですが、自分の提案とは正反対のことをさせられる場合、士気が上がるわけがないです。

このあたりのことは現代社会でも言えるかもしれませんね。

 

 

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